講師の小嶋珠実(あい権利擁護支援ネット)
2011年7月31日(日)に、東京・北区の滝野川文化センター(滝野川会館内)で本年度第2回目(通算26回目)の自立支援講座「知的障害者の保護者の悩みに応える」が開催されました。参加者は法人のスタッフも入れて約30名。ほとんどの参加者がリピーターです。
当日の講師は、あい権利擁護支援ネット理事の小嶋珠実氏。第1回自立支援講座でも、同ネット代表理事の池田恵利子さんと共にお話いただいたのでお馴染みの感があり、1回目の続きのような雰囲気です。小嶋氏のレジメには「将来の生活の場は?」「就労への支援」「将来必要なお金は?」「成年後見制度」「性への興味の対応は?」「家族の役割」「今後注目される知的障がいのある人が利用する法律」などの項目があります。
当初はこのレジメに沿ってお話しが進んでいたのですが、30分もするとに参加者から質問が出始め、それをきっかけに参加者の質問に小嶋氏が応えて解説するという形になりました。参加者の多くが質問を出しました。講師が講演をして最後に少々の質問をする、という形ではなかなか質問は出しにくいのが通常ですが、今回の講座は参加者と講師の間の壁を取り払い、存分に日頃の疑問や思いを出すことができました。