放課後等デイサービスに通う子どもたちに限らずですが、日頃から接する言葉に注意をしていきたいです。
とりわけコミュニケーション能力を問われる昨今ですから、話題の引出しは重要になります。
“悪事千里を走る”というように、悪い評判のほうが耳目を集めやすいです。
学校で失敗したり注意されたりしたことを話しては「そんなことしたの!?」と驚かれる反応を面白がってしまう子どももいたりします。
そんなときは「学校でどんなことをしたの?」ではなく「学校でどんなことをがんばったの?」と声がけすることで、ポジティブな話題に変えていきます。
「掃除をがんばった」とか「係の仕事をがんばった」と子どものほうから言ってくれたら、褒めやすいですしね。
子どもたちと関わる我々の側で回避できる問題は配慮できたらと思います。
挨拶や「ありがとう」といった言葉の使い所についても、声がけで支援しています。
「先生に何か言うことは?」と促すのですが、それが仕事とはいえ、お礼を催促するのはなかなか慣れませんね。
(指導員:安藤佳史)