勉強レストランそうなんだ!!の夏の恒例行事となってきた「夏期集中やさしいパソコン講座」。今年も、富士通マイクロソリューションズ株式会社の全面協力で8月5日に実施しました。4回目となった同講座は、今回も約10人の社員さんがボランティアで協力してくれました。生徒は、このところリピーターがほとんどになってきましたが、今回も約10名が参加。富士通マイクロソリューションズの社員さんがマンツーマンで教えます。
生徒の年齢は小学生から高等部まで。パソコンとの関わりも様々です。ゆっくりとひらがな入力をする生徒、ローマ字入力に挑戦する生徒、調べたい事柄をネットで検索する生徒、エクセルで夏の日課表を作る生徒と、技能的にも様々な生徒に社員さんたちはマンツーマンで貼り付きます。4回目ともなると、過去に何回か参加したことがある社員さんも少なくなく、生徒それぞれ相手を憶えています。「マウスがこんなに使えるようになったんだ」「検索した画像を貼り付けることができた」などなど生徒の成長ぶりに感動の声がわき起こります。
「知的な障害のある人にパソコンなんて?」という声がある中で「知的な障害のある人びとにこそパソコンを!!」という信念を持ち続けて、勉強レストランそうなんだ!!でパソコン指導をする一方、王子第二特別支援学校の土曜講座などでも外部協力団体としてパソコン講座を続けてきました。その信念に間違いないことが実践によって裏付けられてきたようです。