12月27日はそうなんだフェスティバル当日です。午前中に最後のリハーサルを行ってお昼を食べた後、子ども達はそわそわしながら午後の本番を迎えました。
演目発表は全部で5つ行いました。
ハンドベル
月曜利用組、水曜利用組の順でそれぞれ「小さな世界」「ジングルベル」を演奏しました。どちらも練習時間が少なかったのですが、ミスもほとんどなく素晴らしい演奏ができていました。特に「ジングルベル」は2つの和音が重なる箇所がいくつかあり、聞いていてとても心地良い演奏でした。
マジック
金曜利用組の子ども達が3つのマジックを披露してくれました。ペットボトルに入っていた無色の水が振るだけで色水に変化したり、ただのティッシュの中から飴が出てきたり、カレンダーを利用した数字のマジックと、観客や他の子ども達を驚かせていました。マジックが成功したときの各自の得意顔がとても可愛らしかったです。
ダンス
火曜組がディズニー映画の『アラジン』挿入歌の「フレンド・ライク・ミー」と歌手グループの『ワンダイレクション』が歌っている「What Makes You Beautiful」の曲に合わせてかっこよく踊ってくれました。
スタンバイをしている間は緊張した顔をしていた子ども達でしたが、曲が始まると笑顔でキレのあるダンスを見せ、一人一人のソロパートでは観客席からの声援を受けながらノリノリで振り付けを披露してくれました。
劇『海のふ・し・ぎ』
実は、劇の参加者全員が集まったのは当日のリハーサルが初めてでした。全員のセリフは揃うだろうか、大きな声で言ってくれるだろうかと劇直前まで不安がありました。
しかしいざ本番が始まると練習では小さい声だった子が大きな声でセリフを言ったり、動きもしっかり揃ったりと、始まる前の不安を吹き飛ばすような頑張りを子ども達が見せてくれました。劇の最後の歌も音源に負けないくらい元気よく歌い、退場した時の子ども達の顔は達成感に溢れていました。
全員合唱『世界に一つだけの花』
最後に全員で「世界にひとつだけの花」を歌いました。
作品展示
作品展示では各々のアイロンビーズやアルミホイルで作った起き上がりこぼし、劇で自分が扮した魚の絵、自由時間の時に描いた落書きをまとめたノートや大人用の細かい塗り絵など、カラフルで個性溢れる作品を展示しました。
今年のそうなんだフェスティバルは去年とは会場や職員体勢も異なっての開催でしたが、子ども達が自信や達成感を身につけられることが最も大切であり、その点においては大成功だったのではないかなと感じました。
(指導員:田中真梨子)