当たり前のことかもしれませんが時間というものは限られています。
1年は365日で1日は24時間。学校に入学した時点で登校できる日数は定まっています。
それは放課後等デイサービスも例外ではなく、小学一年生から高校三年生の間しか利用できないという期限があります。
1日のうちの放課後という限られた時間とはいえ、毎日子どもたちと顔を合わせていると情が移ります。
“我が子のように思う”とまで言ったら言い過ぎかもしれませんが、指導員たちは利用している子どもたちのことが間違いなく大好きです。
この季節になるともう少しで年度が変わります。
「この子と一緒にいられるのはあとどのくらいだな」と感傷的な気持ちにもなります。
そんな中で我々指導員に何ができるのか。
勉強レストランそうなんだ!!で過ごす時間は、彼らの長い人生の中では微々たるものです。
それでもここで過ごした歳月が、良い影響を与えてくれるように。
社会は誰に対しても、やさしかったりやさしくなかったりします。
強く生きられなくてもいい。助け合いを前提として、助けを求めたり探したりする習慣を身につけてもらえるように。引き続き支援をしていきたいと思います。
(指導員:安藤佳史)