今回のからふるスタディでは、京都市の景観や主な観光地、妖怪などを紹介しました。

京都市では、条例によって建築物の高さや看板のデザインなどが規制されています。例えば、ローソンの看板は通常とは異なるデザインのものがあります。

また、京都には妖怪の伝説が多く存在します。京都市上京区にある大将軍商店街では、この地域に伝わる付喪神の百鬼夜行の伝説をテーマにしたイベントを行っています。それが、「妖怪仮装行列 一条百鬼夜行」です。付喪神とは、古い道具などに宿った神様や精霊です。また、百鬼夜行とは深夜に徘徊する鬼や妖怪の群れです。このイベントは、毎年10月第3土曜日に開催されています。妖怪の仮装をした人々が商店街の道を練り歩き、見物客に近づくなどして驚かします。

このほかにも、鞍馬の天狗や鵺(ぬえ)、土蜘蛛、酒呑童子など、京都の代表的な妖怪を子供たちに紹介しました。特に、鵺を紹介した際には、「怖い!!」、「会いたくない」などの感想が出てきました。鵺とは、猿の顔に、狸または虎の胴体、虎の手足、蛇の尾を持つとされる妖怪です。妖怪という観点で京都を見てみると、新たな発見があるかもしれません。

以下のリンクはからスタで見た動画です。(YouTubeに飛びます)

大将軍商店街 妖怪仮装行列 一条百鬼夜行の様子

(指導員:西川 靖規)