勉強レストランそうなんだ!!、今回のプログラムはDVD鑑賞です。

利用日の関係上、低学年と高学年に二極化していたため、どんな作品を鑑賞するか選別に苦慮しましたが。

『名探偵コナン 世紀末の魔術師』を鑑賞することになりました。

歴史ミステリーとして骨太なストーリーもありつつ、コナンが悪者を追いつめるという勧善懲悪物でもあるので、幅広い年代に訴求するのではないかという見立てです。

 

ロマノフ王朝の秘宝、インペリアルエッグを盗むという内容の盗難予告を受け、コナンたちが巻き込まれた事件と世紀をまたぐ家族愛の物語。

 

1999年の作品とあってCGが古めかしく、子どもたちが違和感を持つのではないかとハラハラしましたが、そんなことはなく。みんな集中して鑑賞していました。

映画の制作当時は判明していなかった事実もあり、現在の知識で見ると辻褄が合わないところもあります。

ニコライ2世一家はとても家族仲が良かったことで知られています。それ故に悲劇的な道筋を辿ったことが現在まで語り継がれ、フィクションの題材となる要因でしょう。

 

家族みんなでひとつの本を読む光景を、なぜ”思い出”と名づけたのか。

世の中には、いろいろな家族の形があり、愛し愛される形がある。

世紀をまたぐくらい大袈裟に愛したり愛されたりしてみたいものです。

(指導員:磯貝佳史)