今回のからふるスタディのテーマは「戦争」。

難しいテーマですが最近のニュースを鑑みると、今こそ扱うベストのタイミングなのではないかと考えて取り上げました。

 

今日日の子どもたちは「戦争がいけないこと」というのは当たり前に知っています。

その上でなぜいけないことなのか。いけないことなのに起こってしまったのはどうしてなのか。改めて考える機会になったかと思います。

 

からふるスタディは”指導員が気になったことや子どもたちに知ってほしいことを調べて発表する場でもあります。

私も今回の教材を作るにあたって猛勉強。若い頃もっと世界史をやっておくんだったと後悔しました。

 

ドストエフスキーもトルストイも読んだことはなく、高校生の頃に『罪と罰』を借りてきたものの、登場人物の名前がわからなくなって読み終えずに返却した記憶があります。

しかしこうした情勢になると、文学を含む人文科学の視座が効いてきますね。

 

マザー・テレサの言うように「愛の反対は無関心」であるのなら、海の向こうの話は他人事ではなくなります。

 

子どもたちに委ねる将来が少しでも平和で明るいものになるように、できることを一つでも増やしていけたらと考えています。

(指導員:安藤佳史)