株式会社ウイングルのMさんとお会いしました

株式会社ウイングルのMさんとお会いしました。ウイングルの主な事業は障害のある人びとの就労支援や企業の障害者雇用のサポートです。Mさんはまだ20代の若い方ですが、現在の事業内容のみならず将来の事業展開についても熱心に話してくれました。さまざまな現場を見て、国際的な動向もよく勉強されています。将来は教育や介護の分野も視野に入れているとのことでした。ウイングの現在の社長も20代とか。若い世代に期待です。久しぶりにさわやかな気分になりました。(理事長)

2011年2月の「そうなんだ祭」に向け練習もスタート

2011年2月12日(土)に、文化発表会「そうなんだ祭」を開催します。場所は、東京・北区の「元気ぷらざ」。そうなんだ祭では、勉強レストランの教室に定期的に来ている人や自立支援講座に参加した人などが、教室で学んだこと、自分の趣味でやっていることや好きなことなどを発表します。
現在、参加者を募り発表内容を決め始めていますが、その内容の多彩なこと、驚きです。朗読が好きなHさんやSさんは、作品を決めて練習を始めています。朗読では、それに合わせた絵をプロジェクターでスクリーンに映し出す予定です。趣味の発表は、歌あり、器楽演奏あり(ピアノ、太鼓など)です。パソコン授業に参加しているMさんは自分の住んでいる市について調べたことをパワーポイントで発表します。
大勢の人びとの前で発表するためには、発表内容の準備もさることながら人の目を意識して発表する態度も準備・練習しなければなりません。これが本人がバージョンアップする大きなきっかけになるんですね。そういう意味で大きな学びの場と考えています。
そうなんだ祭は、今年2月に1回目を開催しました。その時の模様はこちらをご覧下さい。(理事長)

NPO化5年目の雑感

勉強レストランそうなんだ!!を自宅で始めて10年、NPO化して5年になります。事業に関しては、個人指導、グループ学習、そして自立支援講座等々それなりの蓄積や成果も出てきたし、また素敵な出会いも一度や二度ではありません。
しかしNPOの運営っていうのは難しいですね。NPOも一種のビジネスですが、ビジネスは俗に「人・もの・金」というけれど、その一言一言がどんな意味合いを持っているのか以前は分かっていなかったというのが最近の実感です。「人・もの・金」がありさえすれば良いのではない、いかに今あるものと組み合わせていくか、が大切なのですが、それだけでかなりの労力が取られます。
良い意味でも悪い意味でもNPOはやってみて分かることばかりです。(理事長)

マンツーマン指導のうれしさを実感

昨日(10/27)は感激でした。自分から言葉を発したことがないK君。彼は現在、作業所に勤める20歳。当レストランに来始めたのは4~5年前。その頃は、ソファの上を土足で歩きまわり、文字も言葉もない。でも、今日は私に絵カードを見せながら「これはラーメン」と言いました。言葉と文字のない彼の指導を始めて以来、初めてのことだったのです。うれしいですね。マンツーマン指導のうれしさはこんな時にあります。(理事長)

10/24に自立支援講座「性と人間関係――本人向けPart2」、今回もロールプレイで盛り上がる

10月24日(日)に、平成22年度自立支援講座の第5回「性と人間関係③――本人向 けPart2」を、滝野川文化センター(東京・北区)第3学習室で開催しました。講師は、このシリーズ1回目の保護者向け(8/29)、2回目の本人向け(9/26)と同じ東京都心身障害者福祉センターの山本良典氏。参加者数は本人が10名、見学の保護者・付添人が2名、法人側スタッフが、アルバイト4名を含む10名の合計22名でした。
2時から、まず山本氏が、パワーポイントを使って「対人関係をよくするために」をテーマに講義。具体的には「プライベートとパブリック」、「好きな人ができたら」などを話題に30分ほど話がありました。10分ほどの休憩を挟んで、ロールプレイを開始。ロールプレイは、前回に引き続き本講座の目玉。女優の三村伸子さん、応援の日本体育大学の学生2名など計4名が、マナー的に「悪い例」「良い例」を実際に演じます。当日は朝9時から、会場でリハーサル。学生応援の方2名とは前回と異なる2名でしたので最初は不安でしたが、三村さんの的確な指導もありすぐのってきました。
当日演じたのはまず前回の復習として「迷惑電話編」、そして新作として「人の話に割り込む編」など計4本。各編、まず女優の三村伸子さんらが「悪い例」を演じ、山本氏と参加者が「何が悪かったのか」などを討議、次いで同じメンバーで「良い例」を演じ、その「良い例」に今度は会場から一人参加して再度演じました。ロールプレイはコミカルで楽しい雰囲気。「性と人間関係」の講座も3回目となると運営もスムーズ。後片付けの時間にもゆとりを残しつつ同講座を4時半に終了しました。
(事務局長・TF)

10/23のグループ学習「くらしの算数/数学」は「便利だぞ! ざっくり計算」

10/23のグループ学習「くらしの算数/数学」は、「便利だぞ! ざっくり計算」。昨年度の足達先生の「きっかけの数学」を引き継ぐ形で5/8に始めた「くらしの算数/数学」。あくまでも「普段の生活で、知っていると便利な算数/数学」をモットーに2ヶ月の1回のペースで始めたこのグループ学習も、今回で 4回目。
今回のサブテーマは、「割り勘上手になる」ということで、やさしく暗算できる工夫を学んだ。ざっくり計算の三つのポイントは、「丸める」「暗算」「楽する方法」。丸めるでは四捨五入を確認。くらしでの具体的な場面として、ニューヨークで15ドルのグッズを買おうとした時、1ドル=80円として、ざっくり計算でいくらになるかを想定。80円を100円に丸めて(繰り上げて)、15を100倍して1500円、というざっくり計算をやってみた。最後の応用練習では、「5人で飲み会をして7830円となった時に、ざっくり一人いくら?」にトライした。
次回は12/23。テーマは、「小さい数字が馬鹿にならない――利息について知る」だ。(講師・TF)

一本指でもピアノを習い続けていたからノートPCもできた

昨日(10/19)は、特別支援学校小学部6年生のS君の個人指導。勉強レストランそうなんだ!!がNPO化して教室を開いてすぐ来始めたのだから、もう5年間来てくれていることになる。当初もそうだったが、今でも発語がほとんどなく、手先も器用ではない。S君の障害は確かに軽くはないのだが、自分を取り巻く世界についてさまざまなことを理解しているのが見てとれる。
それにしてもS君のお母さんのあきらめない気持ちが素晴らしいと思う。S君は7年間ピアノを習っているという。当レストランに来る前からだ。「一本指で弾いているだけですが」とお母さんはおっしゃる。そうか、それで分かった。実はS君、ノートパソコンで自分の名前を打ち込んだりできる。S君の読み書きの様子からはちょっと信じられないのだが、パソコンのキーボードに抵抗感なく取り組めたのは、ピアノを長年習っていたからではないのか。
S君は、今、言葉と文字の世界を楽しんでいる。(理事長)

10/17の「おいしい社会科」、仕上げの料理は「ヤンソンの魅惑」

10/17、グループ学習の「おいしい社会科」をやりました。テーマは「ノーベル賞とスウェーデン」。参加者は4名。やってみて、もっとノーベル賞のことにテーマを絞り込んでも良かったかな、と思いました。
いつも最後の仕上げにみんなで食べるテーマにちなんだ料理は、今回は、「ヤンソンの魅惑」。材料は、アンチョビ、じゃがいも、たまねぎ、生クリーム、牛乳。まぜて、パン粉をかけ、200℃のオーブンで20分。いつも手伝ってくれるU君が今回も手伝ってくれました。レシピはここにあります
また、始まる前に自立支援講座第4回「性と人間関係―本人向けPart1」に参加したW君と話せたことはとても良かった。W君は講座の時、とても緊張していたので「そんなに緊張しなくてもいいよ。『あんまり参加者に意見を求めないで下さい』って講師に言ってみたら?」などと会話することが出来ました。

9/26に自立支援講座「性と人間関係」開催、ロールプレイで盛り上がる

9月26日(日)に、平成22年度自立支援講座の第4回「性と人間関係②――本人向
けPart1」を、赤羽文化センター(東京・北区)第2学習室Bで開催しました。講
師は、前回の保護者向けと同じ東京都心身障害者福祉センターの山本良典氏。参
加者数は本人が13名、見学の保護者・付添人が5名、法人側スタッフが、アルバ
イト4名を含む12名の合計32名でした。
今回の最大の目玉は、女優の三村伸子さん、応援の日本体育大学の学生2名など
計4名が演じるロールプレイ。このロールプレイは、マナー的に「悪い例」「良
い例」を実際に演じるもの。当日は朝9時から、会場でリハーサル。最初は少々
ぎこちなかった応援学生も、すぐのってきました。
2時からは山本氏の講演が約1時間、10分ほどの休憩を挟んで、ロールプレイを開
始。演じたのは「身だしなみ編(男性バージョン)」、「身だしなみ編(女性バ
ージョン)」、「迷惑電話編」、「人の話に割り込む編」の4本。各編、まず三
村さんらが「悪い例」を演じ、山本氏と参加者が討議、次いで同じメンバーで
「良い例」を演じ、その「良い例」に今度は会場から一人参加して再度演じまし
た。ロールプレイはコミカルで楽しい雰囲気で4時半に同講座を終了しました。
「性と人間関係」シリーズの最終回となる同講座第5回「性と人間関係③――本
人向けPart2」を10月24日(日)の午後2時から滝野川文化センター(東京・北区)
で開催します。

9/19の「おいしい社会科」は南アフリカ共和国

9月19日、グループ授業「おいしい社会科」を開催しました。テーマは、この6~7月に「FIFAワールドカップ」が開催された南アフリカ共和国。南アフリカ共和国というと、やはりアパルトヘイト(人種隔離政策)ですが、授業ではまず、地図帳で場所を確認しながら、首都、人口などの基礎学習から始まり、続いて反アパルトヘイトの黒人政治家で第9代大統領になったマンデラの話、アパルトヘイト時代の生活、法律、抵抗運動などについて学んだあと、「遠い夜明け」を鑑賞、最後に恒例の、南アフリカにちなむ料理をみんなで食べました。料理は、「ボボティ」という挽肉料理です。当NPO法人にいつも協力してくれる青年が、Webにあったレシピで初挑戦してくれたのですが、実においしくできあがっていました。