帰りの会で時間が余ると職員がクイズを出すことがあるのですが、最近は数名の子供達から「自分もクイズを出したい!」という声が上がるようになりました。

自主性があるのはとても良いことですが、帰りの会直前になって職員に伝えに来ることが多く、バタバタしてしまうことが悩みの種でもありました。

そこでこんなものを作ってみました。

『かえりのかい はっぴょうもうしこみしょ』です。前もって名前と日付、どんなことをやりたいかを書いて職員に渡す仕組みです。これによって職員の誰が見ても内容を共有しやすくなりました。また、事前に内容が分かることで、クイズの難易度や書き方などのアドバイスなどもできるようになりました。

そして発表する本人にとっても、絵や文章で自分のやりたいことを他の人に分かりやすく説明する練習にもなります。

最近では場数も踏んできて慣れたのか、しっかり皆の方を向いてクイズが出せるようになってきている子供も出てきました。

皆の前で発表する度胸や分かりやすいように伝え方を考える創造性が向上させられるよう、これからも子供達の自主性を大切にしながらこの取り組みを続けていきたいと思います。

(指導員:田中真梨子)