当放課後デイサービス勉強レストランそうなんだの学習タイムにはお金学習に取り組む生徒が何人かいます。全員ではなく、学校の宿題や他の分野の学習をやっている人もいます。

お金学習をやっているテーブルの上にはお金セットがおいてあります。お金セットの中身は1円、5円、10円、50円、100円、500円の硬貨が数枚ずつ金種別コインケースにはいっています。1,000円札は模擬紙幣を数枚、あとはレストランや駄菓子屋さん、文房具店の値段表など。硬貨はもちろん本物です。

これらの教材を使って学習を進めます。第1段階は「数える」ことを目標にします。さらに「硬貨の弁別」、「必要額を出す」、「両替の学習」、「おつりの学習」へと目標を高めていきます。レストランのメニューを見ながらの学習では多いに迷いながら注文を決めていきます。

お金学習を楽しみにしている人はたくさんいます。

 

昨年の夏からコンビニ、スーパーなどに実際に買いに行く実地訓練を繰り返してきました。最近では都電に乗ってドーナツやおせんべいを買うプログラムを実施しました。

教室内でのお金学習と異なり、実際の買い物では他の要素が加わります。

自分で品物を選ぶ、レジに並ぶ、店員さんとのやり取り、商品受け取りなどの要素が加わります。お金について知っているだけではダメなのですね。

 

勉強レストランそうなんだの学習タイムでは知識と社会性が結び付く学習を目指していきます。

管理者兼児童発達支援管理責任者  福喜多明子