コロナの件では本当にご心配をかけました。
初めてのことで様々な処理については他の支援機関の方に教えて頂いたりしました。
いくつかの相談支援事業所の方とはモニタリングのたびに情報を送って頂いたり、複数の放課後デイサービスを利用している利用者さんの場合は他の事業所の方とも連絡を取り合ったりなどの交流はありますが、支援機関同士が互いに情報交換をする仕組みがもっとあっても良いのかなと思いました。
現在は、すっかり元通りの日々の活動に戻っています。
でも、まだまだ油断は禁物です。子供たちも私たちも気を緩めることなく過ごしています。
通常の活動が出来ることは本当にうれしいことです。その日の利用者さんが皆そろうとホットします。
どこの放課後等デイサービス事業所も同様と思いますが、勉強レストランそうなんだも様々な特性をもった子供たちがいます。
今日では研究が進んで、自閉症、アスペルガー症候群、学習障害、多動性障害などさまざまな分類があり、その対応に関する書籍もたくさん出版されています。
私は、子供たちをあまり分類にこだわってみないようにしています。
重複した特性を持っている子供たちが多いと思うからです。様々な特性に対して対応を試行錯誤することは大事です。でも、特性の決めつけや、ある特性に対してある対応をしたから簡単に上手くいくということはないと思っています。
子供たちの特性について研究が進むことは歓迎なのですが、保護者の方のなかにはその分類にとらわれている方も時折みかけます。お子さんに何か障害があるのではないか、この分類に当てはまるのではないかと心配して様々な機関を利用するケースもあります。
これらの分類に時代の変化を感ずることも度々あります。わたしの小中学校時代は言葉のない子、落ち着きのない子、などさまざまな生徒が同じクラスにいました。
特性に応じた教育環境が整っていくことはとても望ましいことです。そのことと教育環境の違いが子供たちの間に壁を作らないよう望んでいます。
管理者兼児童発達支援管理責任者 福喜多明子