さまざまなものが教材になります。たとえばお昼ごはん。
以前、子どもが勉強レストランそうなんだ!!に来る途中で買ってきたフルーツサンドイッチを使って勉強しました。

実際に食べながら、サンドイッチのパッケージに書いてある果物の名前を確認します。
「白桃 黄桃 みかん パイン」とありました。
4種類の果物が入っているという情報と、実際に食べている実感とが一致します。
さらにその下に書いてある「Peach Orange Pineapple」という記述から、実生活で使われている英語に触れることもできました。

こうした現物を使った教材をレアリアと言います。
教育目的で用意されたものではないので、そのレアリアのどの情報にフォーカスして学習するのか気をつける必要があります。

しかし実物に触れて得る経験はとても貴重なものです。
電源が入らなくなった携帯電話なんかもおもちゃであり教材です。

 

 

子どもたちは本物を使って遊ぶことが大好きです。
最近の『仮面ライダー』が携帯電話や判子、USBメモリ、指輪なんかで変身しているのは、大人が使ってるもので本当は遊びたいけれど、本物で遊ぶと叱られるので、それを模したものにしていると聞いたことがあります。

またスマートフォンは電源が入らないとただの板ですが、ガラケーはパカパカ開いたりボタンを押したりできるので電話ごっこが捗ります。
ついでに電話のかけ方や受け答えを練習することでSSTもできたら良いな、と考えております。

(指導員:磯貝佳史)