今回は、室内に設置した駄菓子屋さんでその日自分が食べるおやつを買おう!というプログラムでした。
実際に現金300円を持ち、その金額の範囲で買えるものを選んでもらいました。
電卓を使って計算をする子や、1度会計をして残金を確認してから再度選びに来る子等、やり方はそれぞれ違いますが、『いかにして食べたいおやつを最大限買えるか』ということをとても真剣に考えていました。
その後のおやつタイムはそれぞれが買ったものを満足そうに食べ、中には「お母さんにあげるから持って帰る!」と言う子もいました。
最近はキャッシュレス化が進んでいるため、現金で買い物をする機会は将来的に少なくなるかもしれません。しかし、『今ある金額でこれくらいの値段の物が買える』という感覚は今後生活していく上で非常に大切なスキルとなっていきます。これからもそのような自立していくための支援を続けていきたいと思います。
(職員:田中真梨子)