今年の夏休み、勉強レストランそうなんだではスーパーでの買い物を②回、教室内での駄菓子の買い物学習を3回、計5回予定しています。
スーパーではもちろんですが、教室内の買い物も本物のお金を使います。
毎日の学習ではお金の学習をよく取り入れていますが、主にプリントを使用しての学習でした。ところが、プリントと同じ金額の本物の硬貨を見せるとほとんど計算が出来ないお子さんがいるのです。どうやらプリント上のお金と本物の間には大きなギャップがあるようです。プリント上ではきれいに印刷されているお金と実物が結び付かないのでしょう。
きれいに印刷されたお金と現物では別物なのですね。
お金の計算には金種の違いによる難しさもあります。
1円玉3個と5円玉1個でいくら? 4(円?)という答えが返ってきました。なぜなら4つお金があるから。
1円玉が5個で5円玉1個と同じ、5円玉が2個と10円玉1個と同じ、10円玉が10個で100円玉1個と同じ、がとても難しいのですね。
金種の違いをよく理解していないと買い物に行くのも自信がなくて行きたくないですね。
勉強レストランそうなんだを利用している児童・生徒さんには近所のお店で買い物を楽しめる生活をしてほしいと思います。
数回の買い物学習ですぐに効果があるわけではありません。機会をみてはお金に慣れる、お金を使える、ことを目的に学習を積み重ねていきます。
管理者兼児童発達支援管理責任者
福喜多明子