3月26日に行われた第2回オンライン保護者会で参加された保護者さんから次回取り上げてほしいテーマとして「障害のある児童生徒の兄弟姉妹」を取り上げて欲しいとのリクエストがありました。

幼い時は、障害に気づくこともなく無邪気に遊んでいた兄弟姉妹が障害に気付くとともに新たな悩みを持つようになる、ある意味では保護者より深刻な部分があるかもしれません。

勉強レストランそうなんだでは50回を超える自立支援講座を実施してきました。そのうち2回(障害のある兄弟姉妹がいる)兄弟姉妹をテーマにした講座を実施しています。

2012年6月24日第31回「知的障碍者の兄弟姉妹の立ち位置」と2016年11月5日第46回「障害のある人の兄弟姉妹の思い」の2回です。いずれも兄弟姉妹ご本人に焦点をあてた講座です。

(障害のある姉がいる)男性がお姉さんの存在を大学生になってから初めて友人に「カミングアウトした」という話、(障害のある妹がいる)女性が妹の存在を認める人としか結婚は出来ないと考えているという話、等々兄弟姉妹ならではの発言が沢山出ました。

過去の自立支援講座の記録を時々のぞいてみませんか。今、皆さんが抱える悩みにこたえるヒントがあるかもしれません。

 

管理者兼児童発達支援管理責任者  福喜多明子