卒業の春
今年も卒業・進級・進学の季節が来ました。
放課後デイサービス勉強レストランそうなんだでは今年は高等部卒業の方はいません。
高等部3年生になると社会に出ていく(就労)準備で忙しくなるようです。
私自身、自分の家族や他のケースを色々とみてきましたが、高等部卒業後の進路先の選択が少ないと思っています。
障害があっても、もっと知識を拡げたい、技術を磨きたい、何が自分に向いているかもう少し考えたい、そんな人々はきっといるはず。
かつては中学校を卒業してすぐ就労する人も多かったと聞きます。養護学校への入学義務化が始まったのが1979年のこと。
障害のある児童への学校教育の始まりは意外と最近なのです。
高等部卒業後、就労する人、上の学校に進む人、その他多様な進路先が用意されている社会が実現しますよう願っています。
(管理者兼児童発達支援管理責任者 福喜多明子)