過日行ったからふるスタディの反響として「チョコレートを学んだので家でも作ってみたい」というものがありました。
からふるスタディを用意している職員としてはこの上なく嬉しい反響です。
からふるスタディは、総合的な学習として、職員が子どもたちに教えたいことや調べたことを発表する取り組みです。
しかしこうしたプログラムを行うと、子どもたちからネガティブな反応を受けることもあります。
単純に普段のルーティーンと異なる時間割や、開けてみるまで内容のわからないプログラムに対する不安があるのだと思います。
それでもからふるスタディを行う理由は、単純に「勉強レストランでこんなこと教わった!」という具合に話のタネにして欲しいのです。
放課後等デイサービスに通う子どもたちはお話が苦手な子も多く、話題の幅も偏りがちです。
彼らが少しでもいろいろな話題に参加して周りの話についていけるように、話のきっかけやタネを持っていて欲しいのです。
歳をとってから話題に困ることがないように、いろんなことを学んで、経験して成長していって欲しいと思っています。
(指導員:安藤佳史)