5月10日のからふるスタディは「ウイルスと顕微鏡で見る世界」でした。
講座の前半は生物の中でウイルスがどの種類に属するかを取り上げ、後半は電子顕微鏡で身近なものを撮影して何かを当てるクイズを行いました。
調べていて驚いたのは人間がウイルスというものを実際目にしたのはおよそ100年前ということでした(電子顕微鏡を使ってですが)。つまり、100年より前のウイルスによる感染症は正体の見えないものと戦っていたということになります。人間の想像力というか対応力を改めて認識させられました。
今回のからふるスタディの後半では電子顕微鏡で見た見近なものを当てる画像クイズをやりましたが、ズームアップすると意外な写り方をするものに子ども達は興味深そうにしていました。さらに、皆よく挙手をして発言していたのもうれしかったです。中には正解ではないけれど「なるほど!確かにそう見えなくもない」「そういう見え方もあるのか」と思うほどバラエティーに富んだ答えもあり、私としてもとても楽しめた時間でした。
(指導員:浦田 悠治)