勉強レストランそうなんだ‼ではおやつの時間に机をふく係や名札を集める係、机を運ぶ係など子供たちができる事は任せています。その一環として4月の中旬から始まりの会の司会を順番にやってもらうことになりました。始まりの会というのは今日の日付、曜日、天気などを子供たちに答えてもらい、その後プログラムの流れ、帰りの確認などを行います。これまでは職員が前に出てやっていました。

何故このようなことを始めたのかというと理由は大きくわけて2つあります。話が少しそれますが勉強レストランそうなんだ!!では年末にフェスティバルを、3月末に卒業生を送る会をそれぞれ実施しました。その時、司会(主にプログラムをマイクを使用して読む)や書記(ホワイトボードに何かを書く)を子どもたちにやってもらったのですが、皆本当に上手にできたので職員一同うれしい驚きでもありました。また、そんな他の子の活躍を見て「自分もできるかもしれない」「あの役割やりたい!」という声が多くの子供たちからよせられました。そうした要望に応えようというのが1つ目の理由です。

2つ目は子供たち同士の交流の一歩になれば、という理由です。始まりの会をやるとお友達の名前を呼ぶ→返事をするという流れがあるので仲間、友達として意識するきっかけになればと思います。始めて2週間程経ちましたが気づいたことが1つあります。私たち職員がやるより子供たちがやる時のほうが皆静かに聞いたり、しっかり返事をする場合が多い(泣)。皆やさしいんですね(笑)
順番でやると言いましたが全員に強制するわけではありません。やりたくない子、なかなかできない子など色々あると思います。それでもお友達のやる姿を見て何かをを感じとってもらえたらと思います。

(指導員:浦田悠治)