6月29日(土)の午後2時~3時30分に、認定NPO法人勉強レストランそうなんだ!!の2019(平成元年)年度総会が開催され、五つの議案が承認されました。

第1号議案の2018年度活動報告では、まず、「滝野川放課後デイサービス勉強レストランそうなんだ!!」の活動報告。勉強レストランそうなんだ!!の活動目的が、「障害のある児・者がたとえ障害があっても自立して豊かに楽しく人生を送る」ことを支援することです。滝野川放デイはその目的を見据えて「学習支援」と「自立支援」を大きな活動の柱にしている旨の説明が理事長よりありました。さらに、「学習支援」や「自立支援」の詳細な内容の説明がありました。その他、自立支援講座(2018年度は伊東で1回開催)などの報告とともに、静岡県伊東市の放課後デイサービスはさまざまな事情から閉所に至ったことの説明がありました。

第2号議案は、2018年度会計報告。厚労省による大幅な報酬改定や制度改定の影響も大きく、緊迫した財政状況である旨の報告がありました。例えば、2018年度単年度の収支は、前年度より1032万円悪化、876万円の赤字となりました。

第3号議案は2019年度活動方針。具体的には、「滝野川放課後デイサービス事業所の堅実な運営」、「住友ゴムよりの助成金による自立支援講座4回シリーズ開催」、「認定NPO法人への寄付呼びかけ」の他、「個人指導の充実」が上がりました。個人指導は、以前は10名を超える利用者がいましたが、現在は3名ほどの生徒が土曜日に通ってきます。彼らは10年を超えて通ってきています。まさに「生涯学習」の場となっているのです。その場をさらに充実する方針が出されました。

第4号議案の2019年度予算については、伊東事業所閉鎖、滝野川事業所の収益構造の変化に伴う収入源500万円、寄付金など共通の収益減90万円を見込み、全体の経常収益は2094万円と前年比40.9%減の緊縮予算を組んだ。経常費用のうち事業費は人件費が1518万円、その他経費が627万円で合計2145万円、経常費用のうち管理費合計は203万円。経常費用合計は2348万円と前年2068万円減、前年比53.2%の緊縮予算となった。その結果、当期経常増減額は254万円の赤字だが、それでも赤字幅は620万円ほど圧縮される予算となりました。

最後の第5号議案として役員(理事・監事)の再任(重任)の提案が出されました。

以上、一括採決で全議案が承認されました。

放課後デイサービスの利用者さんの保護者の参加もあり、今後に繋がる総会となりました。