10/27の「くら算」、宅配便に注目しサイズと料金の関係を考えました

10月27日、通算16回目となるグループ学習「くらしの算数」(くら算)を開講しました。
ある荷物をどこかに送りたい。そんなときには宅配便をよく使います。宅配便を送るには、お金が必要。いくらかかるのか、いくらお財布に入れておけば良いのかは見た目ではわかるものではありませんが、サイズや重さを計算するだけで、窓口や営業所に持って行く前にも知ることが可能なのです。
宅配便の料金は、サイズと重さ、配送地域のほか、付加サービスによって決まります。サイズはセンチメートルを単位に、「たて」+「よこ」+「高さ」の長さの和によって決まり、料金設定のあるサイズ(60サイズ、120サイズなど、ほとんどは20サイズ刻み)を超えない最小のサイズで料金が定まります。
例えば、たて20cm、よこ40cm、高さ30cmの段ボールであれば、長さの和が90cmとなるので、それを超えない最小のサイズ、宅配便代表3社の料金表で言えば、100サイズと決まります。ジュースやお酒を入れるようなケース、それが例えば底面が丸い、円柱型であるとすれば、高さ40cmで底面の直径が20cmであるとすると、直径の長さを2回足さなければいけません。40+(20×2)=80、表を見て80サイズだと決まります。単純に高さと直径を1回ずつ足してしまう受講生がほとんどで、この問題が最終問題、少し難しいひっかけ問題となりました。
受講生には、実際に手を動かしてもらいました。巻き尺を使って、たて・よこ・高さの長さを実際に測ってもらい、どのサイズになるのかを判定してもらいました。実際に巻き尺を使って料金を算出するのは窓口や営業所の方なので、こういった機会はなかなかありません。宅配便の荷物がどのようにして送られるのかを少しでも知る意味では発見だと思いましたし、この授業を受けて、今後送りたい荷物を余分なところなくまとめる努力をすることができればこれまた良いことだと思います。
日本国内の宅配便会社は、3社を中心にシェアが広まっています。その代表3社ヤマト運輸(クロネコ)、佐川急便、日本郵便(ゆうパック)。いずれも料金体系がさまざまで、サービスも幅広く展開されています。近年は、パソコンを運ぶ宅配便や、オークションの売買を請け負ってくれる宅配便、どんなに遠くの地域でもほぼ即日で配送してくれるサービスなど様々です。3社以外にも、大都市圏に限り配送するものの料金は格安という新規企業もありますし、宅配便にはさまざまなサービス、利用者の選択の幅が広がっています。そのサービスを選択するも利用者の自由。宅配便によって使う会社やサービスを変える、最適な方法で荷物を相手に送ることができれば、それ以上良いことはないですよね。(講師:川村)