「半端な数字にもわけがある」、8/25の「くら算」

8月25日、通算15回目の「くらしの算数」を開講しました。この日のテーマは、「半端な数字にもわけがある」。最近よく見かける牛乳パックは200mlが多いが、180mlのビン牛乳がなぜあるのかを考えながら、容積(体積)、尺貫法、割り算なども確認してみようというのが狙いです。
blog120825-05.jpgいつものように100マス計算で“準備運動”のあと、まず液体の分量を量る単位でよく使うのにリットル(L)、ミリリットル(ml)、ccがあることを確認。次に1Lの分量が10cm角、、1mlと1ccのそれが1cm角であること、さらにミリが1/1000であること、そして1mlが1000個あると1Lとなることを視覚的にも確認しました。
blog120825-06.jpg次に色んなビンや紙パックの容量を調べてみてからいよいよ本題。牛乳ビンが180ml、一升ビンが1.8Lなのは、昔、日本では尺貫法が使われていた時代の合(ごう)や升(しょう)の名残であることを学びました。ご飯を炊く時、「今日は何合にしようか?」と言うように、生活に根ざした分量の計り方というのは根強いものなのです。ここで、720mlの酒ビンを使って、それが何合になるかの計算をやってみました。
世の中には他にも半端な数字がたくさんあります。たとえばビールの大ビンの633ml。これは実は、単位の関係ではなく酒税法のからみで1944年に決まったのだそうです。こほかにも、3.3平方メートルとか除夜の鐘の数とか1ダースとか……。現代のきりのいい数字とは、実は10進法が当たり前と思っていることが前提になっているんですね。(TF)