「知的障害者とその家族のための法律入門」、質疑応答も活発だった7/22の自立支援講座

blog120722-01.jpg7月22日、東京・北区の滝野川文化センター(滝野川会館)で、本年度第2回目の自立支援講座が開かれました。同講座はこれで通算32回目。今回のテーマは「知的障害者とその家族のための法律入門」。講師は前回に引き続き、あい権利擁護支援ネットの理事で、社会福祉士・臨床心理士でもある小島珠実氏です。
午後2時から開始した同講座では約1時間にわたり、障害者福祉制度、障害者虐待防止法の特徴、障害者差別禁止法における「差別」とは、経済保障、障害基礎年金、生活保護、就労への支援、成年後見制度のテーマに分けて同氏は話しました。例えば障害者福祉制度のテーマでは、障害者の定義などが大きく改正された障害者基本法、この10月に施行される障害者虐待防止法、さらに障害者差別禁止法を巡る動きなどについて解説しました。
blog120722-02.jpg休憩を挟んだ後半は、参加者との質疑応答。質問内容は、日々の生活の中で実際に経験したことや疑問に思っていることなどが多く、小嶋氏は、過去の判例なども引用しながら丁寧に回答しました。議論は盛り上がり、4時30分に質疑応答は終え、講座も終了しました。
今回のブログ筆者の自己紹介をします。私は帝京大学文学部日本文化学科3年の寺平賢司です。専門は国語、特に漢文・漢字を専門に扱っており、将来は中高の国語の教員になるべく日々精進して勉学に努めていますが、法律というものに中々触れる機会がない日々を過ごしてきました。しかし不安ながらも、だからこそ謙虚な気持ちで学ばせていただこうという強い気持ちをもって、司会という役目を務めることにしました。
感想としては、やはりまだまだ知識が足らず理解しにくい部分も幾つかありました。しかしそれでも法律とは私たちの日々の暮らしを支えているものであり、そのような視点で学んでいくことこそが難しい法律と上手くつきあっていく方法なのでしょう。今回をきっかけに多少なりとも法律について、また障害をもった方々についての知識を身につけたいと改めて思いました。さて今回の講座では司会を務めさせていただいたわけですが、緊張と思った以上の難しさに、拙いものとなってしまいました。しかし得るものは多く、非常に良い経験をしました。もし次このような機会があったら、今回の反省も活かして再度トライしたい、というのが終わった時の気持ちでした。
それが、8月9日から始まる「そうなんだ発見教室」で実現します。そうなんだ発見教室は、大学生を中心に構成した学生ボランティア・グループが、主に知的障害がある小中学生を対象に宿題のお手伝いや、学生が企画した発見授業を行い、楽しく学べる場を提供するというコンセプトの電通育英会助成事業プロジェクトです。そうなんだ発見教室は、実は昨夏にあった「夏の発見教室」がきっかけで始まったもので、私自身もこの時参加し、楽しみながら多くのことを発見し、貴重な体験となりました。今年は去年よりも学生や子供たちの数が増え、パワーアップした「発見教室」が行えそうで今から楽しみです。その発見教室の初日で進行役を務めることになり、これ以降の発見教室の方向性を決定づけるという意味では、非常プレッシャーを感じています。しかしその緊張感も含めて自分としても楽しんでいければなと思います。早く子供たちと会いたいです!!(寺平賢司)