2月26日に、「そうなんだ祭」が滝野川会館(東京・北区)の小ホールで行われました。今年で3回目。そして今回初めて「あゆみの箱」からの助成を受けての開催です。11人・グループの出演者があり、盛況のうちに終わりました。今回は、昨年8月に開催した「夏の発見教室」でご協力いただいた10名を超える大学生の方に参加してもらい、準備や進行のお手伝いをしてもらいました。
昨年3月に未曾有の大震災が起きたこともあり、東日本大震災に関する発表が複数行われました。その他、自分で好きなことや関心のあることをテーマにし、調べてパワーポイントにまとめて発表していました。どれも、使う写真や発表の仕方に工夫がこなされていました。
出演者のうち3人は絵本などの朗読。「きりんはゆらゆら」、「おじさんのかさ」、「100万回生きたねこ」。絵本の絵をスクリーンに映しながら、一生懸命絵本を読んでいた姿が印象的でした。
「夏の発見教室グループ」は、夏の発見教室のレポートの後、「アルゴリズムたいそう」をしました。延べ5回の全体練習の成果が出て、見事に踊りきりました。
第1部、第2部それぞれのトリは、マリンバの演奏と、歌。マリンバでは伴奏に生ピアノ、歌ではさらにエレキベースの方も加わり、参加者皆大喜びの演奏となりました。
今回、これほど多くの学生が参加したのは初めてだという「そうなんだ祭」。全体を通して幾つかの反省点もありましたが、今回を踏まえて、来年度の活動に生かしていけたらと思っています。(事務局:川村)
<参加者の感想より>
障害の度は皆違いますが、それぞれ活躍しているのを知り、将来が楽しみだと感じられるようになりました。可能性を感じました。本当にありがとうございます。
<理事長より>
前回の「そうなんだ祭」にも参加した学生から、「参加者との距離が前よりも近く感じ、満足している」との感想。アルゴリズムたいそうに関連して、ピタゴラ装置を実際に作ってみたいとの声や、最後にみんなで合唱ができたら楽しいという意見をいただきました。また、大学生のスタッフが良かったという声を複数頂戴しました。ありがとうございます。出演された方の兄弟の方で、来年の「そうなんだ祭」でスタッフをやりたいという方がいらっしゃいました。嬉しい限りです。