今回もロールプレイで盛り上がり、通算28回の自立支援講座「性と人間 関係――本人向け」

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10月23日(日)、東京・北区の滝野川文化センター(滝野川会館内)で、本年度第4回の自立支援講座が開かれました。今回のテーマは「性と人間関係――本人向け」。同講座は通算28回目です。参加者は本人としての参加が12名、親など家族・支援者が16名。特に父親の参加が目立ちました。
講師は東京都心身障害者福祉センターの山本良典氏。山本さんは前回の講座(9月25日に実施)では同様のタイトルで保護者向けの講座を担当。今回は本人向けということでロールプレイをまじえての講座です。
はじめに、家庭、職場、男女の交際などさまざまな場面の写真が入ったパワーポイントの教材を見て、それぞれの場面が社会マナーとして適切か不適切かを参加者に問いかけていきます。
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次に、昨年も大好評だったロールプレイでの学習。幾つかの状況を想定したロールプレイで学びます。今回用意したのは「人をじろじろ見る編」「自分勝手なわがまま編」「パブリックな場所でイチャイチャする編」など5本。.“主役”を演ずるのは昨年に引き続き女優の三村伸子さん。そして三村さんの友人、学生さんたちが脇を固めます。
ロールプレイは、まず悪い例。見終わってから、「悪かったところはどんな点なのか?」「どうすればいいのか」。これを参加者みんなで考えるのが、最大のポイントです。次に出てきた改善すべき意見に沿ったロールプレイを本人も参加して演じました。
<理事長より>
今回は「本人向け」だったのですが、親(特に父親)と支援者の見学参加者が想定以上でした。最後にこれらの方々と山本講師との質疑応答がありましたが、ある支援者から出た質問を巡り皆さんの真剣な表情に、このテーマの重要性が伺えました。山本講師のお話では、知的な障害があっても結婚しているカップルも増えているとか。しかし、その場合には周囲の支援が必要です。どのような支援が必要なのか、また支援体制をどのように作っていけば良いのか、など考えていかなければなりません。知的な障害のある人びとの恋愛や結婚が支援を受けながらも当たり前になる、そんな社会を目指したいものです。