10月24日(日)に、平成22年度自立支援講座の第5回「性と人間関係③――本人向 けPart2」を、滝野川文化センター(東京・北区)第3学習室で開催しました。講師は、このシリーズ1回目の保護者向け(8/29)、2回目の本人向け(9/26)と同じ東京都心身障害者福祉センターの山本良典氏。参加者数は本人が10名、見学の保護者・付添人が2名、法人側スタッフが、アルバイト4名を含む10名の合計22名でした。
2時から、まず山本氏が、パワーポイントを使って「対人関係をよくするために」をテーマに講義。具体的には「プライベートとパブリック」、「好きな人ができたら」などを話題に30分ほど話がありました。10分ほどの休憩を挟んで、ロールプレイを開始。ロールプレイは、前回に引き続き本講座の目玉。女優の三村伸子さん、応援の日本体育大学の学生2名など計4名が、マナー的に「悪い例」「良い例」を実際に演じます。当日は朝9時から、会場でリハーサル。学生応援の方2名とは前回と異なる2名でしたので最初は不安でしたが、三村さんの的確な指導もありすぐのってきました。
当日演じたのはまず前回の復習として「迷惑電話編」、そして新作として「人の話に割り込む編」など計4本。各編、まず女優の三村伸子さんらが「悪い例」を演じ、山本氏と参加者が「何が悪かったのか」などを討議、次いで同じメンバーで「良い例」を演じ、その「良い例」に今度は会場から一人参加して再度演じました。ロールプレイはコミカルで楽しい雰囲気。「性と人間関係」の講座も3回目となると運営もスムーズ。後片付けの時間にもゆとりを残しつつ同講座を4時半に終了しました。
(事務局長・TF)